Q&A

さつまいもの保存方法を教えて下さい。
さつまいもは温度による変化を受けやすいので注意が必要です。特に寒さに弱いので、冷蔵庫には入れないでください。ポリ袋などに入れずに、新聞紙で包むか段ボール箱などに入れて、13~15℃くらいの冷暗所で保存してください。
さつまいもを切ると出る白い液体は何ですか。
生のさつまいもを切ったときに染み出す白い液体をヤラピンといいます。そのままにしておくと黒いタール状の物質に変わります。ヤラピンはさつまいも特有の成分で、胃の粘膜を保護したり、腸の動きを促進したりする効果があります。食物繊維との相乗効果により、便秘の解消が期待できます。
さつまいものつるは食べられますか。
食べられます。調理方法はあえ物、酢のもの、天ぷら、炒め物などです。
さつまいもにも花は咲きますか。
咲きます。さつまいもの花は、アサガオを小さくしたような形で薄いピンク色をしています。 熱帯、亜熱帯ではよく開花しますが、日本では沖縄を除いて通常は咲きません。条件によっては開花することもあります。これは栄養生長(芋の肥大)ができない環境下におかれたために生じる現象で、専門家によれば干ばつ気味の年には花が咲くことがあり、赤土でマルチ施用、施肥は少なく、降雨量も少ないというようなケースではつるの伸長が遅れ開花することがあるとのことです。
さつまいもという名前の由来は。
日本には原産地の中米からではなく、中国を経由して伝わってきました。最初は1605年に琉球(現在の沖縄)に伝わったとされています。その後100年近く経てから種子島に伝わり、1700年代初めに薩摩藩が栽培を始めるようになりました。琉球や鹿児島では中国から伝わってきた芋ということで「唐芋」と呼ばれました。1732年の享保の大飢饉で、薩摩や長崎などではさつまいもにより多くの人々が救われたことを受け、江戸幕府は関東地方の飢饉対策としてさつまいもの普及を指示しました。そして青木昂揚らによって江戸に伝わり、薩摩藩から伝わった芋として「薩摩芋(さつまいも)」と呼ばれるようになりました。
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